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​部活動をすることは就職活動に有利?

​ここは大勢いるOBの一人の意見です。

​結論を先に言うと。

​就職活動に役に立つ。

そういう人もいるし、関係なかったという人もいます。ケースバイケースですが、部活動をやっていて評価がプラスになったかもという話の方が多いかと思います。

​それはなぜか?

​差別化を図る

学生時代の経験として、勉学は当然のところ。その他に何をアピールできるか?

勉強+アルバイト で他の学生と差別化できるでしょうか?

面接の際、

「スタバやマクドナルドで接客のマナーを学びました。」

​実はこれ、面接官側からすると飽き飽きとしています。もちろん、接客教育が良いバイトだということは分かっています。でも、同じことを言う学生がいた場合に差別化することが難しくなります。

履歴書に<躰道2段>

このように書かれていた場合に面接官がどのような反応をするか?

面接官:「何の2段を持ってるの?」

学生: 「たいどうと読みます。 躰道は空手を母体にした武道です。」

面接官:「空手とどう違うの? どのようなことを学びましたか?」

学生: 「体軸の変化により、攻防を展開する武道です。具体的には倒れながら蹴ったり、バック宙しながら蹴ったりします。 武道と言いますと、個人プレーのように思われますが、チーム競技もあります。躰道では思考⇨判断⇨方法⇨結果⇨反省という考え方を前提に技術等の習得をします。現代でいう、PDCAサイクルに近いことを50年以上前から指導の一環として行っており、常に反省を改善を考えながら向上するということを学びました。」

面接官:「なるほど。(よくわからんが、バイトだけの学生とは違うな。)」

 

このように躰道ということから面接官との話の展開を広げるチャンスにもなります。実際に、面接でここでバック転できる?なんて言われた人も中にはいます。 

・勉強+アルバイト

・勉強+アルバイト+躰道

​どちらに興味を持つかは一目瞭然です。

求められる人材

就職活動_部活.JPG

​こちらは体育館の入り口に大学が掲示した張り紙です。

昔は体育会系の人材という、体力を根性のある学生というイメージが強かったのは事実です。

しかし、企業も今は違います。 少子化で兄弟姉妹が少なくなってきた中で育った学生が周囲の人間と一緒に目標へ向かうことができるか。

運動部出身だと少なくともその経験値は持っている。そのような視線で見られると思います。

​そのため、このような掲示がされるのです。

少子化と景気、求人

今後も少子化の影響で売り手市場で学生側が就職先を選びやすいという傾向は変わらないでしょう。

た・だ・し

それは景気が良ければという前提です。

皆さんも聞いたことはあるでしょうか。

バブル経済(景気):この頃は就職はとっても楽でした。1980年代

その後に訪れた

氷河期世代:景気が悪くなった時に就職率が落ちました。今の40代くらいの人が直面し、長い間就職が難しくなりました。最初は第2次ベビーブームに産まれた世代が当たったのですが、その後すでに20年前には少子化傾向でした。なのに就職は難しく、内定率が大卒で50%代まで落ち込みました。 少子化関係ないじゃんという状態に陥りました。

銀の卵世代:長引いた就職氷河期が終わり、銀の卵と言われた世代がいます。あまりネットにも無いようですが。団塊の世代と言われる年齢層(人数が多い世代)の大量定年退職により、若手の求人が増えました。2007年より前だと思います。

躰道部でも就職には苦労しなかったという声が聞こえました。

リーマンショック:2008年にアメリカを始まりとして世界的な経済の落ち込みとなりました。日本でも倒産やリストラが増え、就職状況も悪化。 少子化など関係ない状態になりました。

 

自然災害:東日本大震災等、予期せぬことで景気は変動し、就職活動にも影響します。

疾病災害:かつてのSARS、MARSに続き、新型コロナウイルスCOVIDが発生。今後、この疾病がどのように経済へ影響を与えていくか。 誰も予想していなかったことが起き、就職活動へも多少なりとも影響が出るかもしれません。

オリンピック後の不景気:まだまだ未確定な状況ですが、オリンピック開催国は開催までが景気が良く、その後に著しく落ち込む場合があります。例えばブラジル。 リオ・オリンピックをしたのにその後の経済はガタガタです。

日本も2020年前半までは良い状況ですが、その後はどうなるか不透明です。 急激な景気悪化を避けるため政府は東京オリンピック→大阪万博とつなげ、経済がうまく回るように考えているのだと思います。

​長々と書きましたが、正直なところサークルと部活では企業の見方が変わります。サークルの幅が広すぎて、本気のサークルなのか、遊び中心のサークルなのかがわからないためです。 部活の場合はある程度しっかりやっている団体と見られます。

​でも、部活だけでもダメです。躰道部は体力勝負の体育会系とはちょっと違います。 勉強が最優先であることは忘れないでください。

見学・体験は随時募集中

​お気軽にお問い合わせください。

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